1. 営業は“数字の世界”?でも、数学のテストとは違う
営業=数字、というイメージ。確かに間違っていません。
目標・予算・実績・利益率──すべてが「数字」で管理されます。
でも安心してください。
求められるのは“公式の暗記”でも“関数の計算”でもありません。
求められるのは、「数字を“使って”考える力」です。
2. 文系でも、数字と“会話”できれば大丈夫
営業で必要な数字力って、たとえばこんなものです:
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粗利率(利益がどれくらい出てるか)
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月間売上と目標の進捗率
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客単価の変動や受注確度の割合
要するに、「今の状況を数字でつかむ」「行動に移すための数字を読む」
この感覚さえつかめれば、数学が得意じゃなくても営業で成果は出せます。
3. 「感覚的な数字センス」を鍛えるには
営業職の数字感覚に必要なのは、“ざっくり”でいいから相場を知っておくこと。
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平均受注単価はどれくらいか?
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どのくらいで案件が失注するか?
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月末までにあと何件アポが必要か?
こういう「感覚的な見積もり」ができる人ほど、現場で動けます。
4. “数字嫌い”を克服するヒント
「数字が苦手」という人は、まず“自分に必要な数字だけ”を拾いましょう。
Excel全部見る必要はありません。
大事なのは、
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自分の売上
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担当顧客数
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商談の成約率
この3つさえ押さえておけばOK。
数字アレルギーの人は、「数字=武器になる」と考え方を変えることが第一歩です。
5. 学生が持つべき視点
文系だから営業、というキャリア選択は多いです。
でも、「文系=数字が苦手」と決めつけて、営業を避けるのは**“もったいない”**。
営業に必要なのは、“数字を読み、仮説を立てる”力。
これはどんな職種でも活きるし、数字に慣れた人はキャリアの幅も広がります。
学生時代、数字を避けてきた人こそ、
営業というフィールドで「数字と向き合うトレーニング」をしてほしいのです。
🔚 最後にひとこと
数字は“冷たい敵”じゃない。うまく付き合えば、あなたの“最強の味方”になります。