JOBTRY

営業⑨:「数字が苦手=営業に向いてない」なんて誰が決めた?──文系でも“数字と仲良くなるコツ”あります

職種紹介

1. 営業は“数字の世界”?でも、数学のテストとは違う

営業=数字、というイメージ。確かに間違っていません。
目標・予算・実績・利益率──すべてが「数字」で管理されます。

でも安心してください。
求められるのは“公式の暗記”でも“関数の計算”でもありません。

求められるのは、「数字を“使って”考える力」です。


2. 文系でも、数字と“会話”できれば大丈夫

営業で必要な数字力って、たとえばこんなものです:

  • 粗利率(利益がどれくらい出てるか)

  • 月間売上と目標の進捗率

  • 客単価の変動や受注確度の割合

要するに、「今の状況を数字でつかむ」「行動に移すための数字を読む」
この感覚さえつかめれば、数学が得意じゃなくても営業で成果は出せます。


3. 「感覚的な数字センス」を鍛えるには

営業職の数字感覚に必要なのは、“ざっくり”でいいから相場を知っておくこと。

  • 平均受注単価はどれくらいか?

  • どのくらいで案件が失注するか?

  • 月末までにあと何件アポが必要か?

こういう「感覚的な見積もり」ができる人ほど、現場で動けます。


4. “数字嫌い”を克服するヒント

「数字が苦手」という人は、まず“自分に必要な数字だけ”を拾いましょう。

Excel全部見る必要はありません。
大事なのは、

  • 自分の売上

  • 担当顧客数

  • 商談の成約率

この3つさえ押さえておけばOK。

数字アレルギーの人は、「数字=武器になる」と考え方を変えることが第一歩です。


5. 学生が持つべき視点

文系だから営業、というキャリア選択は多いです。
でも、「文系=数字が苦手」と決めつけて、営業を避けるのは**“もったいない”**。

営業に必要なのは、“数字を読み、仮説を立てる”力。
これはどんな職種でも活きるし、数字に慣れた人はキャリアの幅も広がります。

学生時代、数字を避けてきた人こそ、
営業というフィールドで「数字と向き合うトレーニング」をしてほしいのです。


🔚 最後にひとこと

数字は“冷たい敵”じゃない。うまく付き合えば、あなたの“最強の味方”になります。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

「就活のリアル」と「自分のキャリア軸」を育てるために。
しごサクは、就活の“裏側”まで見せるキャリアメディア。

関連記事

目次