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営業⑩:飛び込み・テレアポが営業のすべて?──いまの営業は“課題解決型”が主流です

職種紹介

1. 「営業=ひたすら電話・訪問」って思ってない?

いまだに学生の多くが持っている、こんな営業イメージ:

  • 毎日テレアポ100件

  • 飛び込み営業で門前払いの連続

  • 足で稼ぐ泥臭い仕事

──たしかに昔はそれが主流でした。
でも今、そんな営業スタイルは絶滅危惧種です。


2. 今の営業は“情報戦”。足より頭を使う仕事

現在の営業は、「モノを売る」から「課題を解決する」仕事に変わっています。

  • どんな課題を抱えている顧客か?

  • 自社のサービスでどう改善できるか?

  • 競合と比べて、どう価値を示せるか?

つまり、売る前に**“聞く力・整理する力・提案する力”**が求められるのです。


3. 飛び込みゼロでも成果を出す営業はいる

最近の営業スタイルはこんな感じです:

  • ウェビナーや展示会経由のインバウンド営業

  • SNSやnoteで自分をブランディングしてアポ獲得

  • MAツール(マーケティングオートメーション)でホットリードを抽出

「ひたすら数で勝負」から「戦略と分析で勝負」へ。
時代が変われば、求められる営業像も変わります。


4. テレアポ=修行、という誤解

「最初はテレアポで鍛えられる」と言う人もいます。
それが間違っているとは言いません。

ただし、“数を打てば当たる”の時代は終わりつつあります。

学生時代に鍛えるべきなのは、
「相手にどう話せば伝わるか」「自分の言葉で興味を引くには?」といった構造的な営業力です。


5. 学生が持つべき視点

「営業は足で稼ぐ」という先入観に縛られて、興味をなくすのはもったいない。

今の営業は、“信頼をつくるプロセス”そのもの。
飛び込みの根性勝負ではなく、“戦略×共感”で勝負する時代です。

つまり、「営業ってきつそう…」で敬遠するのではなく、
**「自分は“どうやって信頼を築くか”を考える仕事」**だと捉えてみてください。


🔚 最後にひとこと

今の営業は、“押し売り”じゃない。“納得”をつくるプロです。

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