■ 営業企画のスキルは「つぶし」が利く
営業企画職は、営業と管理の中間に位置しながら、データ分析、業務改善、資料作成、調整力など
多様なスキルを横断的に鍛えられるポジションです。
だからこそ、将来的には以下のようなキャリアパスが開けます:
✔ 経営企画・事業企画
数字と現場を両方わかっている人材は、経営に近いポジションで重宝されます。
✔ マーケティング職
市場分析や販促設計、KPI設計など、マーケ職と重なるスキルが多く、親和性が高い。
✔ 営業マネージャー
現場の課題と数字をつなぐ役割を担えるため、リーダーとして信頼されやすい。
✔ 新規事業開発やスタートアップ
施策立案→効果検証→改善のPDCAが得意な営業企画は、0→1にも強い。
■ 逆に営業企画からは“現場に戻る”選択肢もある
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「一度企画側に回ったけど、やっぱりお客様と直接向き合いたい」
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「現場で売れる仕組みを自分で試してみたい」
そんな風に、企画→営業、企画→マーケティングといった**“往復キャリア”**をする人もいます。
■ 学生が持つべき視点
営業企画は、「その場しのぎの改善」ではなく「再現可能な仕組みづくり」のプロ。
この視点は、業界を超えて価値がある。
だからこそ、「何が起きたか」だけでなく「なぜ起きたか」を考え抜くクセをつけておこう。