「“IT=プログラミング”と思い込んでないか?」
(学生が持つべき視点 編)
IT系職種=プログラミング。
SE=コードを書く人。
──そんなふうに“1つの型”で職種を決めつけていませんか?
SE職の実態は、もっと多様で、もっと奥深い。
要件定義・設計・構築・テスト・運用・保守……
「何を作るか決める」「どう作るか考える」「作った後に守る」
までを担う、まさに“プロジェクトの心臓”とも言える仕事です。
■ こんな学生がSE向きです
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「どうやったらもっと便利になるか」を考えるのが好き
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チームで動くことにやりがいを感じる
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正解がない中でも粘り強く答えを探せる
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新しい技術に対して怖がらず、試せる
“ものづくりの根っこ”に触れたいなら、SE職は間違いなく面白い。
でも、「楽そう」「稼げそう」だけで選ぶと、ギャップにやられます。
■ SEを志す学生に伝えたいこと
SE職は、“目的がないまま”やると挫折しやすい仕事です。
なぜなら、目に見える「完成品」が自分の成果として残りづらいから。
設計書や構築環境、システム稼働の安定性──
どれも裏方でありながら、すべてが“社会の基盤”を支えています。
「自分の仕事が世の中を回している」
そんな実感を持てる人にとって、これほどやりがいのある職種はありません。
▼まとめ
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SE職は“コードを書く”だけじゃない。設計・運用・保守など多岐にわたる
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「なんのためにSEをやりたいのか」が曖昧だと、ギャップに苦しむ
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SEは“目的”を持って働くからこそ、やりがいを感じられる仕事