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SNS運用⑧:この仕事を目指すなら学生時代に何をすべきか

職種紹介

■ 「アカウントやってました」だけじゃ、弱い。

SNS運用職に就きたい学生の多くが言います。

「自分のインスタを3年やってました」
「サークルのTwitterを担当してました」

…でも、それだけじゃ企業は採りません。
なぜなら**「フォロワーが増えた理由」「誰に何を届けたのか」「どんな投稿が効果的だったか」**が語れないと、単なる“趣味”と見なされるからです。


■ 学生時代にやるべきは、“運用”じゃなく“分析と提案”

SNS運用職を目指すなら、次のような視点を意識して動いてみましょう:

  • アカウントの目的を設定する
     → 例:「新歓イベントに100人呼びたい」

  • 投稿ごとにKPI(成果指標)を設定する
     → 保存数?シェア数?クリック数?

  • 投稿後にデータ分析する
     → どんな画像・テキスト・時間帯が効果的だった?

  • 次回施策への改善提案を出す
     →「次はこのハッシュタグを変えてみよう」など

要は、“見た目がオシャレな投稿”よりも、**「成果につながる戦略的な運用経験」**が求められるということです。


■ 実践におすすめな行動例

やっておきたいこと 補足
学内・団体のSNS運用を引き受ける サークル、ゼミ、NPO、学生団体など
投稿にKPIと目的をつけて振り返る癖をつける 分析→改善提案が評価ポイント
マーケティングを学ぶ(独学でもOK) 「誰に何を届けるか」を意識する習慣づけ
CanvaやCapCutで画像・動画編集スキルを習得 1人で回せる力は武器になる
トレンド観察を日課に X、Instagram、TikTokを“プロ目線”で観察

■ 面接でアピールできる経験の一例

「大学の○○サークルでSNS運用を担当し、1ヶ月でフォロワーを200人→650人に増加させました。
投稿ごとにKPIを設定し、特に保存数とシェア数が伸びたコンテンツを分析した結果、画像のテイストと投稿時間に傾向がありました。
そのデータをもとに運用方針を提案し、エンゲージメント率が1.8倍に向上しました。」

このレベルで語れると、企業は「この人、使える」と感じます。


■ 学生へのメッセージ

「SNS好き」は入口。でも、職業にするには“運用実績”が必要。

トレンドを追うだけでなく、**“届ける力”と“改善する力”**を磨く行動を、今すぐ始めてください。

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