さて、早速ですが、先日に下記の質問をいただきました。
✔学生からの質問(教えて先輩!)
「説明会や面接後のメールは送った方がいいのでしょうか?」
これは社会人、そして人事採用担当者の立場になり、たくさんの就活生を見てきた中で、導き出した結論を解説していきます。
結論:説明会や面接後の御礼メールは「絶対送った方がいい」
その理由は、3つあります。
メールを送るのは、めんどくさいですよね。「どんな文面でどの時間に送ればいいの?」そんなことを考えていたら、夜遅くなってしまった・・・
であれば、もう送らなくていいんじゃね?と思いますよね。私も就活当時、一度も企業へ御礼メールを送ったことはありませんでした(笑)
そんな私が人事の立場から見た中で、絶対に説明会や面接後にメールを送った方がいい理由について解説していきます。
これを見たら、あなたは自ずと体が前に動くはずです。是非最後までチェックしてみてください。
【理由①】就活生の1割しか御礼メールを送っていない
2つの企業に渡り、人事採用担当をしてきましたが、実はいずれも1割ほどしか、学生から御礼メールを受け取っていないんですね。
要するに残りの9割は参加した後に、メールをせずにその後の企業からの何らかのアクションを待っているという状態です。
この現状を聞いたあなたはどうですか!?
残りの9割の方にいきますか?それとも1割の方にいきますか?
答えは明白ですよね。
みなさんは、これまでの中で、友人や恋人、先生等、いろんな方々にご飯や遊びに誘い、誘われたと思います。そんな時を想像してみてください。
終わった後、「ありがとう」や「また是非お願いね」等、LINEでも電話でも何かしら、連絡をしてきたかと思います。就職活動も相手や場面が異なったとしても、相手の時間をいただいたということに関しては同じなんです。
なので、これからは、当たり前のように説明会や面接等、会社のイベントに参加した後は御礼のメールを送るということを意識してみてはいかがでしょうか?
絶対にあなたのとった行動を企業の採用担当者が見ているはずですよ!
文面の送り方が分からない人は最後にサンプルを載せておきますので、参考にしてみてくださいね。
【理由②】会社に入りたいという熱意が伝わるため
みなさん、一度御礼メールを受け取った企業側を想像してみてください。
「一度も送られてきていない学生」と「毎回丁寧に送ってきている学生」どちらが会社に入りたいという意欲を感じますか?
メールを送ってきた学生の多くは、インターネット上で検索したサンプルをコピぺしたメールでも、「ありがとう」という気持ちや「会社に入りたい」という気持ちは伝わるものです。企業規模によっては、学生の応募も多く、人事担当者は見ていないのではないかと思われるかもしれませんが、実は企業規模が大きいほど、学生を管理する上で使用しているツールはクオリティが高く、一目で見れてしまうんです。
みなさんがよく企業の「専用マイページ」にログインした経験ありますよね?
それを管理しているサイトを企業の採用担当者管理しているため、メールもそうですが、ログイン数や最終ログインの時間帯まで一瞬で見れてしまいます。
習慣的に送れるようにするためにも、予め送る準備や第一志望の会社だけではなく、
どの企業にも同じことができるといいですね。是非トライしてみてください!
【理由③】社会性があると判断される
御礼メールを送る就活生は1割しかいないというお話をしましたが、
みなさん社会人になった時のことを考えてみてください。例えば、新規開拓をする営業職で働いているとしましょう。何回もメールや電話、時には知らない土地に飛び込みで営業し、やっとの思いでアポイント(話を聞いてくれる時間を約束できたこと)が取れ、いざ面談が終わった後はどうでしょう?「時間を作ってくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えたくないですか?
その気持ちを伝えるために、御礼のメールをする。
もしかすると一回の面談で終わってしまうかもしれませんが、要するに不採用になってしまうかもしれませんが、「うちの商品を買ってほしい」。就活生に置き換えると、「ぜひ私を採用してほしい」という熱意を伝えるツールが終わった後のメールになるんですね。
就活は、これまでの自分を理解することから始めると思いますが、大切なことはその会社に入ったことを想像すること、その中で相手の立場になって考えて行動する当事者意識を持てるか。
これこそが内々定に近道ではないでしょうか。