JOBTRY

原価企画職⑦:よく使う専門用語・知識

職種紹介

“原価の世界”は、数字と略語でできている。


原価企画の現場では、専門用語や略語が飛び交います。
でも、単に言葉を覚えるだけじゃ意味がありません。
「それが何に影響するか」を理解しておくことが重要です。

以下は、よく使う用語&知識と、その“現場での意味”です。


原価企画で飛び交うキーワード10選

用語 意味・ポイント
原価(Cost) 製品を作るためにかかるコストの総称。利益を出すための“スタート地点”。
見積原価 設計段階で予測されるコスト。初期段階での“想定ライン”。
実績原価 実際に製品が完成した時の原価。見積との差を追いかける。
目標原価(Target Cost) 市場価格や利益目標から逆算した“理想的なコスト”。
VE(Value Engineering) 機能を維持しつつコストを下げる手法。設計・購買と連携して実施。
BOM(部品表) 製品を構成する全パーツと数量の一覧。原価積算の基礎データ。
ロットサイズ 生産単位の規模。量が増えれば単価が下がるなど、原価に直結。
固定費/変動費 設備費や人件費など“動かなくてもかかる費用”と“作るほど増える費用”。
限界利益 売上から変動費を引いたもの。儲けの“手前の数字”。
損益分岐点 売上とコストがイーブンになるポイント。赤字と黒字の境界線。

こういった用語は、社内の技術者や営業とも話を通じるための“共通言語”**です。

言葉を使えるだけじゃダメ。意味を深掘りして、動ける人材が原価企画では強い。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

「就活のリアル」と「自分のキャリア軸」を育てるために。
しごサクは、就活の“裏側”まで見せるキャリアメディア。

関連記事