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“ITリテラシー”がない学生は、社会で“言葉が通じない”のと同じ

就活リアル

「Excel、ほとんど使えません」「クラウドって何ですか?」
……これ、正直に言えば“致命的”です。

どんな業界でも、今や「PCが使える」は前提条件。ITリテラシーがないというのは、外国に行って現地の言葉を全く話せないのと同じこと。
つまり「話が通じない」存在になってしまう。

特にヤバいのは、社会人の現場で日常的に使われている「業務ツール」が分からないまま就職してしまうケース。
Slack、Zoom、Google Workspace、Notion、Teams…これらに触れたことすらない学生が、いきなり現場に放り込まれても、スタート地点に立てていない。

本人に悪気はなくても、周囲は「この子、大丈夫かな」と思う。
その不安が、評価にも信頼にも直結する。

ITリテラシーがないと、もう一つの弊害もある。
「自分の力を可視化できない」という問題だ。

資料作成、分析、数値管理、コミュニケーション――これらを通じて、ようやく“成果”が見えるようになる。
「頑張ってます」「やってます」では評価されない社会で、成果を“伝える力”がないと、生き残れない。

でも逆に言えば、スプレッドシートの関数や、Canvaでの資料作成、データ共有のルールなど、ちょっとしたITスキルがあるだけで、「この子すごい」と一目置かれる

ITスキル=テック職だけのもの、ではない。
営業でも事務でも企画でも、“普通に使える”が武器になる時代だ。

「自分はアナログだから」と逃げるのではなく、最低限のツールは学生のうちに触れておこう。
それだけで“言葉が通じる”世界に変わる。そしてその一歩が、未来の働き方を変える。

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