“観察するクセ”を学生時代から持っておこう。
■まずは「理系かどうか」より「観察力があるか」
実験職は、確かに理系バックグラウンドが有利です。
けれど、一番必要なのは“気づける目”と“丁寧な手”。
意外と「文系出身でも実験職で活躍してる人」、います。
大事なのは、
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異変に気づける観察力
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データをきれいに記録できる根気
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チームの中でコツコツ作業できる協調性
このあたりの土台は、学部学科より「姿勢」で決まります。
■学生時代にやっておくと良いこと
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レポートや実験ノートをきちんと書く習慣をつける
→実験結果は「数値」より「どう書くか」が大切になる。 -
アルバイトでもいいので“作業系”の経験をしてみる
→検品、軽作業、事務処理など、“同じことを丁寧にやる”バイトが、地味に効く。 -
Excelで表やグラフを作る経験を積む
→データ処理は全部Excel。実験報告書の第一歩は「整理された見せ方」。
■理系インターンや見学もアリ
製造系メーカーや研究系ベンチャーが開催する
「技術職・実験職のインターン」や「ラボ見学」は、イメージを持つ絶好の機会です。
参加するだけで、“実験ってこんな感じなんだ”という空気が掴めて、
就活でも具体的な志望動機が語れるようになります。
■最後にひとこと
“実験職=難しそう”と思っているあなた。
実際に求められるのは、「誠実さ」と「気づく力」。
学生時代にその土台を作っておくことで、「ちゃんと戦力になる新人」になれます。