■ 向いてる人の特徴
①「トラブルに動じない、冷静さを持っている人」
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設備が止まった、ラインが動かない、異常音がする──すべてが“緊急事態”。
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でもそこで慌てたら、被害が拡大するだけ。
👉保全は、「冷静な判断ができるか」が問われる仕事。
むしろ“焦らないこと”こそ最大の武器。
②「誰かを支えることにやりがいを感じる人」
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主役ではない。目立たない。でも、現場から感謝される。
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設備が正常に動いている限り、誰も気にしない。それでも手を抜けない。
👉**“縁の下の力持ち”を誇れる人には、ピッタリの職種。**
③「仕組みや原因を突き詰めるのが好きな人」
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異常が起きたとき、「なぜ?」を徹底的に突き詰めるのが保全。
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配線?圧力?温度?…1つずつ検証して答えにたどり着く。
👉“ロジカルな探求心”を楽しめる人に向いています。
■ 向いてない人の特徴
①「目立つ成果を出したい人」
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保全の成果は、“トラブルが起きなかった”という“見えない貢献”。
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「売上○○円UP」「コスト○%削減」などの派手な指標は出にくい。
👉目に見える評価を求めすぎる人は、やりがいを感じにくいかも。
②「計画通りにしか動けない人」
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設備トラブルは“計画外”で起こるもの。
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夜中、休日、稼働中…いつ何が起きてもおかしくない。
👉想定外に強い人、アドリブ力がある人でないと厳しい側面も。
③「“誰かのせい”にしがちな人」
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保全は“最後に呼ばれる人”。
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原因が設計や運用ミスでも、火の粉は保全に飛んでくる。
👉責任感と覚悟がないと、続かない。
■ 学生が持つべき視点
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自分の性格を、「技術職に向いてるか」ではなく**「支える役割に向いてるか」で見てみる**
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保全職は**“働き方”より“考え方”が問われる仕事**
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「主役より裏方で輝きたい」──その気持ちがあるなら、保全職は天職になる可能性あり