JOBTRY

農家職⑤:若手が任される仕事

職種紹介

まずは“土と会話”するところから。重機よりも、雑草と虫との戦いが先。

農業の世界に飛び込んで、いきなり「トラクターに乗って!」「収穫バリバリやって!」なんてことは基本ありません。
若手に任されるのは、“地味で泥くさい作業”が9割です。でも、そこに農業の本質があります。


新人がまず任される仕事は…

  • 草取り(雑草との終わりなき戦い)

    • 地味だけど超重要。雑草に養分を取られると作物が育たない。

  • 水やり・温度管理

    • 「水やればいいんでしょ?」じゃない。土の乾き具合、気温、風、全部見て判断。

  • 苗の植え付け補助

    • 植える“深さ”が1cm違うだけで、生育に差が出る繊細な仕事。

  • 収穫の補助作業

    • 収穫タイミングを読む「目利き力」は、先輩の背中を見て覚える。

  • 出荷準備(仕分け・箱詰め)

    • 見た目や形を見て選別。「売れる品質」を学ぶ最初の一歩。


いきなり任されない理由

農業は「見て学ぶ」「感じて覚える」ことが多い。
**経験=感覚。**そしてそれは、マニュアルだけでは絶対に身につかない。


よくある若手の感想

「毎日土に触れてるけど、“育ててる感覚”がやっと分かってきた」
「野菜も生き物だってことが、少しずつ実感できるようになった」

農業は、すぐに成果が出ないからこそ、コツコツ積み上げる“感性”が育つ仕事なんです。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

「就活のリアル」と「自分のキャリア軸」を育てるために。
しごサクは、就活の“裏側”まで見せるキャリアメディア。

関連記事

目次