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農家職⑨:キャリアチェンジ可能性

職種紹介

「“農家”で終わらない。“農”から始まるキャリアもある。」

農家って、一度始めたらずっと畑で野菜作り?
…いいえ、そんなことはありません。

むしろ、農業で培った経験や視点は、いろんなフィールドで重宝されます。


どこに繋がる?農家のキャリアの広がり

農業法人の管理職・経営層へ
現場経験を積んだ後、複数の作物やスタッフを管理する側に。
経営者視点やマネジメント力も求められます。

6次産業化の推進(加工・販売)へ
生産だけでなく、「どう売るか」に携わる道も。
たとえば、農作物を使った自社ブランドの商品開発や、直売所の運営など。

アグリテック(農業×IT)分野へ
ドローン、IoT、水耕栽培、ロボット農機…。
最新技術と現場をつなげる“通訳”として、農業経験者は重宝されます。

自治体や農協、農業系NPOへ
地域農業の支援者・仕組みづくり側に回るキャリアも。
担い手不足や耕作放棄地などの社会課題に対し、現場を知る人材は貴重です。


農業は「何もないようで、全部ある」

  • 経営(作付計画、資金繰り)

  • マーケティング(販路開拓、ブランディング)

  • マネジメント(家族経営や法人でのチーム運営)

  • テクノロジー(IT導入、機械操作)

  • 地域連携(行政・近隣との関係構築)

つまり、「農家=職人」ではなく、マルチスキルの塊。

だからこそ、農業経験者は**“未経験歓迎”の枠を飛び越えられる強さ**を持っています。


学生に伝えたい視点

農家の道を歩んでも、それはゴールじゃない。スタートだ。

一次産業の経験を、二次、三次、地域、世界…
いくらでも広げられるだけの“根っこ”が、農業にはある。

そして、だからこそ、若いうちの挑戦が価値を持つ。
体力も、柔軟性も、吸収力もある今こそ、土に触れてみる意味がある。

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