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財務・経理⑤:「最初は“数字の掃除係”。でもその地道さが“経営の目”を育てる第一歩」

職種紹介

■ 新人のスタートラインは「仕訳入力」

まず任されるのは、日々の仕訳処理伝票のチェック
いわば“数字の掃除係”。
地味だけど、会社の取引のすべてがここに流れてくる。

👉 経理の世界では、「仕訳が読めない=地図が読めない」状態。

まずはここで“会社のお金の流れ”を身体で覚えます。


■ 請求書の確認・処理

毎月飛んでくる無数の請求書。
金額、支払条件、取引先、内容にミスがないか──
細かいけどミスできない作業。

✔️ 「金額が1円違う」
✔️ 「契約内容と違う」
✔️ 「相手の会社名が古いまま」

地味だけど、“ここで踏ん張れるか”が信頼に直結。


■ 支払処理(振込準備)

経費や外注費など、実際の振込作業も新人の仕事。
システム入力・上司チェックを経て振込処理。

銀行とのやりとりや、支払スケジュールの管理なども担います。

👉「誰に、いつ、いくら払う」がミスると信頼失墜。責任重大です。


■ 月次決算のサポート

新人でも、仕訳や書類整理の役割で月次決算の一部に関わります。
ここから「決算とは何か」「どう数字を締めるか」が見えてくる。


■ 早ければ1〜2年で“担当者”に

数字に慣れ、ミスが減ってくると、
プロジェクト単位での担当を持つように。

  • 「この部署の経費を管理して」

  • 「この予算の進捗を追って」

  • 「この取引先との入出金をチェックして」

✔️ 自分の仕事が“経営数字に影響する”と実感できるフェーズ。


■ コツコツの積み重ねが、未来の武器に

派手なプレゼンも、ドカンと成果が出る瞬間もない。
でも──

  • 月次で数字を締める力

  • 会計処理の正しさを判断する力

  • 「今、会社はどういう状態か?」を読める力

👉 それが将来、「経営に効く人材」として大きな強みになるんです。

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