――「憧れ」でも「家業」でもない、“選択肢”としての漁師
◆ 親が漁師じゃなくても、選んでいい
多くの学生にとって、漁師は“自分とは縁のない職業”に見えるかもしれません。
実際に「家業だから」「実家が漁港の近く」という理由で漁師になる人が多いのは事実です。
でも今は、「親が漁師じゃないけど、漁師になりたい」と飛び込む若者も出てきています。
その理由は、“生活と自然が一体化した仕事”に魅力を感じたからだったり、
“モノを作るのではなく、獲る”という生き方の本能的な面白さだったりします。
◆ 漁師のリアルに触れたこと、ある?
多くの人が、漁師を「しんどそう」「不安定そう」と思っています。
でも実際には、「朝が早い代わりに昼には終わる」「自然と暮らす感覚がある」など、
会社勤めでは得られない“時間の豊かさ”や“生きる実感”が詰まっている。
現場を知らずに、勝手に「自分には無理」と決めつけていないか?
体験すれば、価値観がひっくり返るかもしれません。
◆ 重要なインフラであり、減ってはいけない仕事
漁師は、日本の「食」を支える仕事です。
でも担い手不足が進み、魚があっても“獲る人がいない”という現実も。
このまま減り続ければ、私たちの食卓も変わってしまいます。
「一次産業=時代遅れ」ではなく、
「残すべき仕事を、未来にどうつなぐか」という目線を持ってほしい。
◆ まずは、やってみる
興味が湧いたなら、まずは体験してみてください。
1日でも、1週間でも、網を引いてみて、港町で暮らしてみて、空気を吸ってみること。
その中で、「これは無理だ」と思えばそれでいい。
「意外とイケる」と思えば、そこがあなたの入口かもしれません。
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興味がある人は、ぜひチェックしてみてください!