“なんでも屋”だからこそ、キャリアの選択肢は広がる。
●総務職からのキャリアチェンジ、実はしやすい。
総務は「なんでも屋」=「ゼネラリスト」としての力を幅広く身につけられる職種。
つまり裏を返せば、他職種への“橋渡し”もしやすいということ。
特に繋がりやすいのは以下のような領域です:
●①人事(特に労務)
→ 勤怠管理や福利厚生制度を扱う総務は、労務業務との境目が非常にあいまい。
そのまま労務人事にステップアップする人も多いです。
●②経理・財務
→ 購買管理、備品管理、社内経費の取りまとめなど、予算やお金に関わる場面が多い総務。
業務の一部を経理と連携している会社では、自然と経理へ異動することもあります。
●③法務・コンプライアンス
→ 社内ルール作りや社内文書の管理を行っている場合、法務的な視点も求められるため、
契約関連や社内規程まわりを扱う部署への異動・キャリアチェンジも視野に入ります。
●④社内SE・情報システム
→ 中小企業では「PCの管理も総務の仕事」なんてことも多く、
情報システム担当としての経験を積めば、社内SEへの転換も可能です。
●“目立たないけど、どこへでも行ける”が総務の強み
総務職で培った「調整力・管理力・事務処理力」は、どの職種にも通じる“基礎体力”。
専門スキルこそ派手ではないけれど、“汎用性の高さ”という最強の武器を持っているのが総務です。