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人事⑥:「評価」「昇給」「ボーナス」──その金額、どうやって決まってる?

職種紹介

1. 冒頭メッセージ

「頑張ればちゃんと評価される」
「年功序列より成果主義がいい」
「うちの会社、昇給額がしょぼすぎる…」

──そう思ってる人、多いよね?

でもその“評価”、誰が、何を見て、どう決めてるのか知ってる?
就活の説明会では絶対に語られない、“お金のリアル”、教えます。


2. 昇給は「毎年自動」じゃない

  • 多くの企業では「等級制度+評価テーブル」で決まっている
     → 例えば評価が「S〜D」なら、Sなら昇給幅多め、Dなら据え置きまたは減額も

  • 「横並び昇給」はすでに崩壊しつつある
     → 同期で3年後に年収差50万円以上のケースもザラ

  • 大企業はベースが高いけど、スピード感は遅め
     → ベンチャーは逆に“昇給ゼロ→突然ドン!”みたいなパターンも


3. 評価って誰が決めてる?

  • 基本は「一次評価者(上司)」→「二次評価者(部長クラス)」→「最終決裁(人事 or 経営層)」の流れ

  • 主観とバイアスはめちゃくちゃ入る
     → 同じ成果でも「目立つタイプ」「上司と合うタイプ」が評価されがち

  • 定量より“定性”が重視されることも多い
     → いまだに「がんばってる感」「チーム貢献」がモノを言う組織もある


4. 賞与(ボーナス)は“景気”だけで決まらない

  • 会社の業績連動は建前、部門ごとの配分+個人評価で差がつく

  • 同じ部署でも、評価次第で50万〜100万円の差が出ることもある

  • 何に基づいて査定してるの?
     → 「目標設定シート」とか「半期の振り返りシート」…けど、正直、上司の印象が9割


5. 学生がこれを知っておくべき理由

  • 「どの職種・部署が評価されやすいか」は会社ごとに違う
     → 売上直結の営業が評価されやすい会社もあれば、企画や開発が強い会社もある

  • キャリアの初期で「評価される立ち位置」にいると昇給の伸びが段違い

  • 評価・昇給・賞与=“人事のコントロール下”にある
     → 入社後、「なぜ俺の給料は上がらないんだ?」って怒る前に、構造を知っておこう


🔚 最後にひとこと

評価は“公平”じゃない。納得感がないのは、ルールを知らないからだ。

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