“就活の軸”とか言うけど、それって“言わされてる”だけじゃない?
就活をしていると、必ず聞かれるこの質問。
「あなたの“就活の軸”は何ですか?」
…正直、こう思いませんでしたか?
「そんなの、無理やり考えて作っただけなんだけど…」って。
でもそれ、あなただけじゃありません。むしろ、**9割の学生が“言わされてるだけ”**です。
「就活の軸」なんて、そもそも持ってないのが普通
18〜22歳の若者が、「一生を左右する軸」なんて本当に持ってると思いますか?
あったらスゴい。でも、無いのが普通です。
だからみんな、なんとか捻り出してる。
「成長できる環境がいい」「チームで協力できる会社」
──よく聞く“就活テンプレワード”のオンパレード。
実際、それっぽく答えてるだけで、「本音はわからないけど、何か言わなきゃ」という学生がほとんど。
企業も「軸があるか」なんて、実はそこまで見ていない
企業側が本当に見てるのは、「この人がウチで活躍しそうか」「一緒に働けそうか」です。
“軸”の完成度じゃなく、軸を持とうとしてる姿勢とか、話しながら考えを深めようとする力。
つまり、「自分なりに考えたことを、自分の言葉で語れるか」が一番大事。
就活の軸なんて、話しながら育っていくものなんです。
大事なのは、「軸」より「仮説」
完璧な“軸”を持ってる人よりも、
「今の自分はこう考えてる。理由はこれ。でも変わるかもしれない」
そう言える人のほうが、ずっとリアルで信用できます。
社会に出たら、価値観なんて何度も揺らぎます。
だからこそ、“仮説を立てる力”が強い人が、生き残る。
🔚 最後にひとこと
「軸がない自分はダメなんじゃないか?」
そう悩む必要はありません。
“就活の軸”なんて、話して、考えて、育っていくもの。
まずは、**今の自分が納得できる“仮説”**から始めよう。