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法務⑧:「“法学部じゃないからムリ”なんてことはない。」

職種紹介

■ 実は、文系・理系・学部問わずチャンスあり

法務と聞くと「法律のプロがやる仕事でしょ」と思われがちですが、
企業法務は必ずしも“法学部出身者限定”ではありません。

実際に、

  • 文学部出身の法務担当

  • 理系で特許法務に進んだ人

  • 経済学部→営業→法務へキャリアチェンジした人

など、多様なバックグラウンドの人が活躍しています。

👉 だからこそ、学生時代に「法務を目指していたかどうか」より、「入ってから学ぶ意志」が問われる職種です。


■ 学生のうちにやっておくと強いこと

▶ 契約書の“型”に触れてみる

NDA(秘密保持契約)や業務委託契約のサンプルを見るだけでも、「こんな世界なんだ」と実感が湧く。

▶ 法律初学者向けの入門書を読む

『ビジネス法務の基礎がわかる本』や、マンガ形式の企業法務本など、敷居が低くてわかりやすいものも多い。

▶ リスク感覚を持つトレーニング

日常の中で「これって法的にどうなんだろう?」と疑問を持つクセをつけると、法務脳が育つ。

▶ インターンで“総務・管理系”の経験を積む

法務に直結しなくても、社内ルールや調整に関わる業務は法務と通じるスキルになる。


■ おすすめ資格・勉強テーマ(※法務志望なら)

  • ビジネス実務法務検定(2級以上が望ましい)

  • 知的財産管理技能検定(理系にもおすすめ)

  • 個人情報保護士

  • 英語力(契約書の英文読解など)

  • Excel・契約書管理ツールの基本操作


■ 一番大事なのは、「白黒つかない問題と向き合う覚悟」

法務は、正解のない問いに毎日向き合う仕事。
自分の判断が会社のリスクを左右するプレッシャーの中で、「学び続ける覚悟」があるかどうか。

👉 それさえあれば、出身学部も知識量も、あとからいくらでも追いつけます。

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