■ 実は、文系・理系・学部問わずチャンスあり
法務と聞くと「法律のプロがやる仕事でしょ」と思われがちですが、
企業法務は必ずしも“法学部出身者限定”ではありません。
実際に、
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文学部出身の法務担当
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理系で特許法務に進んだ人
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経済学部→営業→法務へキャリアチェンジした人
など、多様なバックグラウンドの人が活躍しています。
👉 だからこそ、学生時代に「法務を目指していたかどうか」より、「入ってから学ぶ意志」が問われる職種です。
■ 学生のうちにやっておくと強いこと
▶ 契約書の“型”に触れてみる
NDA(秘密保持契約)や業務委託契約のサンプルを見るだけでも、「こんな世界なんだ」と実感が湧く。
▶ 法律初学者向けの入門書を読む
『ビジネス法務の基礎がわかる本』や、マンガ形式の企業法務本など、敷居が低くてわかりやすいものも多い。
▶ リスク感覚を持つトレーニング
日常の中で「これって法的にどうなんだろう?」と疑問を持つクセをつけると、法務脳が育つ。
▶ インターンで“総務・管理系”の経験を積む
法務に直結しなくても、社内ルールや調整に関わる業務は法務と通じるスキルになる。
■ おすすめ資格・勉強テーマ(※法務志望なら)
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ビジネス実務法務検定(2級以上が望ましい)
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知的財産管理技能検定(理系にもおすすめ)
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個人情報保護士
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英語力(契約書の英文読解など)
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Excel・契約書管理ツールの基本操作
■ 一番大事なのは、「白黒つかない問題と向き合う覚悟」
法務は、正解のない問いに毎日向き合う仕事。
自分の判断が会社のリスクを左右するプレッシャーの中で、「学び続ける覚悟」があるかどうか。
👉 それさえあれば、出身学部も知識量も、あとからいくらでも追いつけます。