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物流職④:「冷房なし、土曜出勤、突発トラブル。物流の“現場”は甘くない。」

職種紹介

■ キレイごとでは語れない、「物流のリアル」

物流職と聞くと、「運ぶだけでしょ?」「システムで最適化できるでしょ?」と思うかもしれません。

でも現場は、“人と汗とトラブルの連続”
しかも、それをコントロールするのが物流職の仕事です。


■ 倉庫は、基本「暑い」「寒い」

  • 夏 → 倉庫内は35℃超、汗だくでも作業継続

  • 冬 → 暖房なしの場所も多く、手がかじかむ

  • 雨の日 → 荷下ろし・積み込みは屋外でずぶ濡れになることも

👉物流職が現場に入るときは、スーツじゃなくて作業着が基本です。


■ 突発トラブルが“日常茶飯事”

  • トラックが遅延 → 出荷が全部ズレる

  • 台風・大雪 → 物流が完全停止

  • システム障害 → 伝票が出ず、手書き対応

👉「自分の計画通りにいかない前提」で仕事するのが物流職。
その場その場で、現場と連携して“最善の策”を選び続ける力が求められます。


■ 土曜出勤や夜勤のある現場も

  • 小売系の物流は週末繁忙が多く、土曜出勤がある会社も

  • 夜間にしか入れない配送先の対応で、ナイトシフトに入るケース

👉ホワイトカラーでも、物流職は“現場時間”に合わせる柔軟さが求められることも。


■ それでも、「現場に触れた人」だけが得られる強み

  • 現場にしかない“改善のヒント”が見える

  • 「机上の空論」でなく、「動かせる現実」を学べる

  • 現場と本社をつなげる、“信頼される人材”になれる

👉物流の現場を知らない人に、現場はついてこない。
“現場を理解できるホワイトカラー”が、これからますます求められていきます。


■ 学生が持つべき視点

  • 「働く現場」のリアルを知らずに、キャリアを選んでないか?

  • 楽な仕事=良い仕事ではない。人が嫌がる現場を知ることこそ価値になる

  • 汗をかいて得た経験は、必ず“職種の言語化力”や“信頼構築力”になる

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