■ 「営業企画=かっこいい」だけじゃ足りない
学生からは時に“頭良さそうで、スマートな仕事”という印象を持たれがちな営業企画職。
たしかに、数字分析・資料作成・戦略立案など、知的な仕事が多いのは事実。
でも、それだけじゃない。
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営業から「このKPI、現場のこと全然わかってないよね」と突き上げられる
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経営層から「なんでこんな数字しか出せないんだ」とプレッシャーがかかる
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新しい施策を考えても、現場に刺さらなければ実行されない
そんな板挟みの苦しさがある。
■ 「数字だけじゃ、人は動かない」
営業企画は、ロジックや戦略を武器にします。
でも最終的に組織を動かすには、**「現場に寄り添う力」**が欠かせません。
・売上目標を達成させるには、どの営業がどこで困っているかを把握し
・制度や施策を形にするには、誰がどう動けるかを想像し
・社内を巻き込むには、納得感ある「伝え方」が必要になる
つまり、営業企画とは、会社の“頭脳”でありつつ、“潤滑油”でもある。
■ 学生が持つべき視点
「営業が苦手だから営業企画に行きたい」は、ちょっと違う。
営業企画が活躍するには、現場のリアルを知っていることが前提になるから。
むしろ、泥臭い経験も含めて「現場の声を戦略に落とせる人」こそが、価値を持つ。
だからこそ、
「仕組みで人を助ける仕事がしたい」
「数字から課題を見つけ、組織を変えたい」
そんな志向を持つ人に、営業企画はぴったりだ。