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財務・経理⑦:「“BSって誰?”から始まる。仕訳・PL・BS・CF…知らないと置いていかれる世界」

職種紹介

■ 経理職の“共通語”を知らないと、会話が成立しない

経理の現場は、専門用語のオンパレード
最初はまるで暗号みたいに聞こえるけど、
この“言葉”を知らないと、そもそも議論に入れません。


■ よく使う用語(一部)

✅ 仕訳(Journal Entry)

企業の取引を「借方(左)」と「貸方(右)」に分類して帳簿に記録すること。

例:「売上を計上する」「経費を仕訳する」


✅ BS(貸借対照表/Balance Sheet)

会社の資産・負債・純資産の状況を表す表。
「会社がどれだけ持ってて、どれだけ借りてて、差し引きいくらか」がわかる。


✅ PL(損益計算書/Profit & Loss)

一定期間の売上と費用、その差し引きによる利益を表す表。
「この3か月、儲かった?損した?」が一目でわかる。


✅ CF(キャッシュフロー)

会社の現金の動き(出入り)を表す。
黒字でもキャッシュが尽きたら倒産する。

👉「黒字倒産」のリスク管理に不可欠。


✅ 減価償却

高額な設備などを年ごとに分割して経費にする会計処理
一気に経費にできないので、年数で“薄める”。


✅ 精算

経費や売上などの数字をまとめ、最終的な結果(損益など)を確定させる作業。
「月次精算」「決算精算」などで使われる。


✅ 照合(チェック)

取引の記録と請求書・契約書・通帳などのデータが一致しているか確認する作業

例:「請求内容と仕訳を照合しておいて」


■ 専門用語=“経理の語彙力”

これらを知らずに経理をやるのは、辞書なしで外国語を話すようなもの

学生のうちから少しずつ触れておくだけでも、
入社後の理解度が段違いになります。

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