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生産技術③:「“現場を動かす設計者”に向いてる人、向いてない人」

職種紹介

1. どんな人が向いてる?

✅ 全体を見るのが好きな人

  • 設計・製造・購買・品質、すべての工程を“つなぐ”のが仕事

  • 1つのことを深掘りするより、全体を整理して組み立てる思考が求められる

✅ 現場に足を運べる人

  • パソコン上では完璧な設計でも、現場では通用しないことも多い

  • 作業員の手の動き、工場の動線、実際の音や振動まで見に行く“行動派”が活躍する

✅ 論理と感情の両方を使える人

  • 設計者とロジックで議論し、現場とは感情も含めた信頼関係で動かす

  • 「数字」と「人」の両面に強い人が長く活躍する


2. 向いてない人は?

❌ 1人で完結する仕事がしたい人

  • 生産技術は「チーム連携」が大前提

  • 設計・製造・品質・購買など、関わる人数が多すぎるくらい多い

❌ ルールが決まっていないと不安な人

  • 工場ごと、製品ごとに“正解が違う”世界

  • 「とりあえずやってみる」「仮説で動く」柔軟性が求められる

❌ 机上だけで完結したい人

  • 図面や数式だけじゃ、現場は動かない

  • 工場に行って、汚れて、現場と会話できることが必須


3. 実は“体育会系”?それとも“理詰め系”?

どちらも必要。

  • 不具合が出たら即現場へ走る“フットワーク”

  • トラブルの原因を分析する“ロジカルさ”

  • 設計・品質・購買との折衝を進める“調整力”

まさに、文理融合・思考と行動のハイブリッド型人材が求められる職種です。


4. 学生が持つべき視点

「理系だから開発職に行こう」「研究が好きだからその延長で」――
そう思う学生は多いですが、技術を“使って現場を動かす”という選択肢もあります。

  • 新しい製品の立ち上げに関われる

  • 工場の仕組みを一から設計できる

  • 問題が起きたとき、真っ先に呼ばれる責任と信頼感

「静かな職人」じゃない、**“現場を動かす技術職”**として、
生産技術という道があることを、ぜひ知っておいてほしいです。

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