「“文系SE”ってホントになれる?」学生時代にやっておくべきこと
IT業界に興味がある学生の中には、
「文系だけどSEになれますか?」
「パソコン得意じゃないけど大丈夫ですか?」
という声が多くあります。
結論から言えば、なれます。だけど、準備は必要です。
■ IT業界で「文理」は関係ない。でも“好奇心”は必要
採用時点で、プログラミング未経験の学生はたくさんいます。
実際に、理系よりも文系出身のSEが活躍している企業も多いです。
でも、その人たちは共通して「自分で学びに行く力」が強い。
配属後にいきなりコードを書かされて、
「やっぱり無理…」と辞めていく人も現実に多くいます。
■ 学生時代にやっておくと良いこと【実践編】
✅ IT業界の構造を理解する
→ SIer、ユーザー企業、SESなど、業界の違いをざっくり理解。
✅ プログラミングを触ってみる
→ Progateやpaizaなどで、HTMLやPythonの基礎だけでもOK。
「書ける」よりも、「自分で調べて解決する力」が大事。
✅ グループでの課題解決経験
→ システム開発はチーム戦。
コミュニケーション力や巻き込み力もSEには欠かせない。
✅ インターン参加 or 社内SEの話を聞く
→ 保守・運用・ヘルプデスクとの違いを知るだけでも視野が広がる。
■ 社内SEとSIerの違いもチェックしておこう
「IT企業=システム開発会社」だけじゃない。
社内SE(情報システム部門)として働く道もあるし、
ベンダー管理や社内インフラ整備など、コードを書かないIT職もあります。
「自分は開発より調整役の方が合ってるかも」と思うなら、
社内SEやITサポートの方向性もアリです。
▼まとめ
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文系でもSEは目指せるが、「やってみる」経験は必要
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IT業界の構造理解が、入社後のミスマッチを防ぐ
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自分の特性に合った“ITの入り口”を探しておくと安心